■【馬ロマン】
第五回目ゲスト:宗形竹見さん(全4話)
-小学生の頃の夢叶い、そして・・・(1/2)-
Q:騎手を目指されたのはいつ頃ですか?
小学生の頃に、もう騎手になりたいなって夢がありました。最初、誰にも言えなかったんですけどね(笑)。
それで、小学校5年生の時に、近くの乗馬クラブに通い始めました。たまたま、僕が高1になる年に、地元で国体があったんです。
結構、重点的に力を入れて練習はしていたんですけど、別に国体選手になるつもりはなかったんで、中学を卒業して、東京・大井競馬場に出てきた感じですね(笑)。
Q:地方競馬の場合、学校はどうなるんですか?
その辺は、また複雑なんですけど・・(苦笑)。1回目の試験は、高校と一緒で、中学3年生の時に受けられるんですけど、その一回目の試験は落ちてしまいました(苦笑)。
それで、卒業後、大井に出てきて修行をしながら、半年後に試験があったので、その試験に受かって学校に入りました。
そこから、2年で卒業なんですけど、1年半位で学校辞めたんですよ(苦笑)。
Q:それ(学校を辞めたの)は、なぜですか?
その頃、体重が重くて、減量を中々できなくて・・・、学校を辞めたんです。当時、52kgぐらいですね。落として52kgなので、重い方だったんです。
馬に乗せてもらうのは47kgだったので・・・。普通、中卒で学校に入るときは42-3kgなんで(笑)。今は騎手を辞めて、少し経ちましたけど、166cm/55kgくらいですね。
Q:減量は主にどのようにされるのですか?
「一発試験(※参照)」を受けてた時は、基本的には、すごく走りました。キツいくらい走りこめば、食欲がなくなるので、それ位走りこんでましたね(笑)。
そうなると、食欲よりも水分を摂りたくなるので、それも極力抑え、少しずつ摂るようにして痩せました。
※地方競馬には一発試験というものが存在し、地方競馬教養センターの騎手課程を習得せず、騎手免許試験を受ける制度のことです。
受験資格は年齢16歳以上で体重は50kg未満と比較的条件が和らげられています。
しかし、この試験で合格すれば、すぐに騎手としてデビューすることになるので、相当な難関試験であることはいうまでもありません。
Q:寮生活時代、どこか抜け出したりなど、聞いたりするのですが・・・(笑)?
したこともあります(笑)。お菓子を買いにいったり・・、なんだかんだ色々見つかって・・(苦笑)。僕の期は、ダメな期で・・・、半分くらい辞めてるんですよ(苦笑)。
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