■万里センセイの海馬【毎週木曜更新】
「馬ならぬウシにまつわる話(全5回)」
-その1(2/2):つちのと・うし≠ニは?-
甲乙丙・・・の十文字を甲・乙、丙・丁といった具合に二つずつグループ分けして、それをさらに陰陽五行説に基づく、木(き)火(ひ)土(つ)金(か)水(み)に5分類して、それぞれ「え・と」(兄・弟)と読むと、甲は「きのえ」、乙は「きのと」、丙は「ひのえ」、丁は「ひのと」となります。
十二支のすべてを漢字で書ける人は少ないと思いますが、正解は子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)です。
これらは音読みで「シ・チュウ・イン・ボウ・シン・シ・ゴ・ビ・シン・ユウ・ジュツ・ガイ」と発音します。
私が子どもの頃は、これをすべてマル暗記させられたものです。
この組み合わせで「己丑」は音で「キ・チュウ」と読み、訓で「つちのと・うし」と読むことがお解かりいただけたでしょうか。
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