■万里センセイの海馬【毎週木曜更新】

「ワタシと競馬と、しばしば、オトン(全4回)」
-その1(2/2):「皐月賞」を題材に句を詠む小学生-

国語の授業で「5・7・5の俳句を作りなさい」と言うことで、私が作った句は「馬の背に ひかりきらりと 皐月賞」。ちょうど数日前に父に連れられていった皐月賞の光景を思い出して作ったのですが、「皐月賞」を知らない堅物の女性の先生に「皐月賞って何ですか?季語になりますかね・・・」と言われ、採点保留になってしまいました。今でも私は、我ながら「この句は秀作だ」としっかり覚えています。

父は1917年生まれで、私が父に連れられて競馬場に行ったのは、たしか昭和35~6年の頃だと思います。皐月賞に行ったのは昭和36年の春だと記憶にありますが、その時の優勝馬の名前は、残念ながら私の記憶に残っていませんでしたが、この年のダービーを制したのが保田隆芳騎手の騎乗するハクショーでした。保田隆芳旗手はこの年の9月に中央競馬最多の865勝を記録しました。

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